Guest House TSUDOIについて
concept
集 い
漢字の由来:木に小鳥たちがとまっている様子
人と人 人と雲仙
雲仙に住む人 働く人 訪れた人
様々な立場の人たちが
国籍 宗教 性別 職業 年齢を越えて
雲仙という木に集い
沢山の感情 希望 夢 思想が交流し
そして 雲仙とういう木を旅立ち
世界中にひろがる場所
雲仙温泉で初めてのゲストハウス
雲仙温泉は直線距離約2㎞の小さな温泉街です。
歴史は深く、大宝元年(701年)に開山しました。
修験道の時代や外国人避暑地時代から日本を代表する観光地へと時代の最先端を走ってきました。
「雲仙は昔、大きなゲストハウスだった」
私は勝手にそんな説を考えています。
雲仙温泉は明治以降、上海航路等により沢山の外国人避暑客で賑わいました。
昭和初期には、ホテル旅館は満室になり国よりバンガローやテントが普及されるほど、人気温泉地となっていました。
平均滞在期間は3週間とも言われています。
3週間もの間、外国人避暑客は何をして過ごしていたのでしょうか?
現代のように通信網も発達していません。
暇つぶしアイテム″スマホ”もありません。
音楽を気軽に聞ける環境もあありません。
どうやって休暇を楽しんだのでしょうか?
雲仙温泉というフィールドを存分に楽しんだのです。
ゴルフ・アーチェリー・ビリヤードなどの娯楽を楽しんだり、
登山・プール(山奥に自作)・釣りなどのアクティビティを楽しみ、
夜にはパーティをしたり、最高に楽しい日々が雲仙にはありました。
そして、まちの人との交流、避暑客同士の交流、文化・言葉・感情・夢など
沢山の出会いがありました。
ゲストハウスとは、
「ヒト・まち・旅をシェアする宿」です。
昔の雲仙には、ヒトとヒト、ヒトとまちが交流し、旅の楽しみをシェアする場所だったんです。
沢山の人と出会い、ヒトとヒト・ヒトとまちがつながる場所。
それを旅という形でシェアする。
そんな場所をつくっていきたい。
だから、雲仙にゲストハウスをつくりました。